多治見の家(リノベーション)
●設計事例の所在地:
岐阜県多治見市
●面積(坪):
100㎡’(30坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
通り土間のある終の棲家です。
平屋の瓦屋根がとても美しいプロポーションをしていたため、建物の正面はこれを引き立てるようなデザインとしました。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
多治見は夏暑くて、冬寒い気候。古い家屋の断熱性能を高め、快適な温熱環境で居心地がよく健康的に暮らす事を望まれました。また将来的に小さな小料理屋さんを開きたいということで、対応できるプランを希望されました。
依頼者があなたに依頼した決め手:
設計した住まいの雰囲気を気に入っていただいた
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
窯業の街、岐阜県多治見市。小さな工場のある小さな町の一角。ご夫婦2人だけの終の棲家。
築60年ほどのご主人の実家のリノベーション。多治見は夏は暑くて、冬寒い寒暖の激しい気候。そのため、南側の広縁として使われていたスペースを土間空間とし、冬に過ごす空間を小さくし、夏は土間まで開けて風を通す、冬も夏も快適に過ごせるようなプランを提案しました。また、将来は小さな小料理屋さんを開きたいとのこと。そこで玄関から通り土間による路地空間を作り、客間と化粧室へダイレクトにアプローチできるような構成となっています。また、LDK、寝室、浴室、トイレと回遊性を持たせ、建具で仕切るワンルームタイプの構成。各部屋間の温度は均一に感じられるため、ストレスなく生活できます。
その他の画像:
玄関から通り土間を見通す
居間は木製建具で土間と仕切られる
居間とキッチン
通り土間の墨モルタル
居間の造り付家具
玄関に埋め込んだ敷石
造作キッチンと木製建具
通り土間と和室
南側の土間空間
通り土間と玄関